厚生年金基金への加入のメリット −厚生年金基金について−
厚生年金基金は、厚生労働大臣の認可を受けた特別法人なので公法人として位置付けられています。厚生年金基金への加入は、厚生年金保険法に基づいているのです。この加入員が老齢となったら給付を行い、加入員の生活を安定させて福祉の向上を図ることが厚生年金基金の目的です。
具体例を挙げるならば、「全国クリーニング生活衛生同業組合厚生年金基金」というものがあります。この場合の加入者は従業員ばかりではなく、事業主と役員も含めて厚生年金保険に加入することとなります。
また、「東京都電設工業厚生年金基金」というものもあります。これは電設業界の各企業、各団体、電設工業健康保険組合などが母体となった基金で、民主的な運営が行なわれています。
このような厚生年金基金のメリットは、厚生年金だけに加入している人と同じ負担額でも将来的にはより多くの年金が受給されるということです。加入期間については、国の厚生年金ならば原則25年以上加入しなければいけませんが、基金ならば1カ月以上の加入で受給資格が得られ、相応の年金額が保障されることもメリットとなっています。
厚生年金基金の給付は、基金加入期間によって変わります。金額の基本部分と加算部分の組み合わせは加入期間によって計算されるのです。もちろん、加入の期間が長ければ給付金額も多くなります。
また、いろいろな福利厚生もあります。各種慶弔金の支給や契約を結んでいる保養所などにおいて利用料金を補助したりなどの利用が出来るのです。退職後も年金受給者として、引き続き利用が可能となっています。
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