厚生年金保険とはこういうもの −厚生年金について−
厚生年金保険とは、民間企業に勤務する会社員が働き始めてから69歳に達するまで加入する公的年金のことです。
この会社員が被保険者となり、老後の生活保障のための「老齢厚生年金」をはじめ、病気やけがなどにより重度の障害を負った場合の「障害厚生年金」、そして被保険者が死亡した場合に遺族の生活を守るための「遺族厚生年金」の三種類について保険給付を受けることができるという、労働者やその遺族の生活の安定と保障を行う社会保険制度です。
この厚生年金保険は、昭和17年の労働者年金保険法が成立したところに由来があり、当時は戦時下で軍費調達、軍需インフレ抑制策として労働者賃金の強制貯蓄による完全積立方式制度でしたが、その後昭和29年に、現在の厚生年金保険法が成立し、賦課制度へと移行しました。
日本の公的年金は、建物に例えた場合、一階部分に国民年金があり、会社員はそれに加えて厚生年金保険に加入することになるため、この厚生年金保険は、いわば二階部分に当たる上乗せ年金であると言えます。
そして、この厚生年金保険の保険料は、収入のうちの一定割合を徴収する形をとっており、その半分は企業が負担することになっています。
ですから、会社員は実際の厚生年金保険料の半分のみを天引きされる形となるため、負担金額は少なく感じるようになっています。
厚生年金保険に加入する民間企業の基準ですが、法人事業所の場合は、雇用従業員の人数に関係なく必ず加入することとなっており、個人事業の場合は、雇用従業員が5人以上に達している場合に必ず加入することとなっています。
尚、個人事業主本人は、厚生年金保険には加入できません。
その他、何かとややこしい厚生年金保険ですが、他のページもご参考にされて是非理解を深めて下さいね。
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