国民健康保険と国民年金の制度の内容について −国民年金について−
国民健康保険と国民年金についてご説明しましょう。
これらはいずれも日本国憲法の理念に基づいて法律で制定されたものであり、日本人のすべてが必ず加入するので国民皆健康保険制度、国民皆年金制度と呼ばれます。
それでは、国民健康保険と国民年金の中身について改めて見てみましょう。
<国民健康保険>
加入対象者は、被用者や一般公務員、75歳以上の後期高齢者医療対象者を除く地域住民です。加入者から徴収した国民健康保険料と国庫負担金を基にして保険の給付を行なう仕組みとなっており、保険加入者は疾病や負傷、出産、死亡時に給付が受けられます。国民健康保険には次の2種類があります。
@市町村が運営する地域型の国民健康保険
A同種の職種または事務所に従事するものを組合員とする国民健康保険組合
いずれの場合も「国民健康保険」と呼ばれますが、それぞれの団体の財政事情などにより保険給付の条件は異なっています。不公平感は否めない制度と言えるでしょう。
<国民年金>
国民年金制度は、強制加入の制度でありながら基礎年金しか考慮されていないという点では老後の生活を考える上で心もとないのが現状です。昨今問題となった社会保険庁のずさんさは保険料の納付率にも影響し、今や5割を下回るという危機的状況にもあります。
近年、日本の少子高齢化はますます進み、国民健康保険と国民年金は共に存続が危ぶまれるほどの状況です。また、それぞれの制度における配偶者の扱いには違いがあります。保険料の支払いが免除される配偶者の年収制限について、国民年金では135万円ですが国民健康保険では103万円となっています。同じ社会保険制度でありながら条件が異なっていますから十分に気をつける必要がありますね。
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